国包の渡し(昭和初期)


 
 昭和20年代まであった。前方に見えるのは国包の鉄橋



 和辻哲郎 国語文学への示唆有精堂, 1990年) p337
 その後も随所で歌を詠み、句をっくっているが、佳作と思われるものだけを少しひろってみれば、国包の渡しで渡船一くみのせて進みゆく広野で広野とはひろき野原とおもひしに三木より高きあれのなりけり須磨の浦でちぬのうみはせゆく船の烟にもしばしはみえず ...





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