西淀川区探訪 阪神電鉄本線の姫島駅を中心に 
                          2015年12月27日

<大野川緑陰道路>






姫島のある大阪市西淀川区は、古代は難波八十島とも呼ばれ多くの島に分かれていたが、淀川が運ぶ土砂の堆積により一つの続地となった。歌島、御幣島、姫島、中島、百島などの地名にその名残をとどめている。1910年の新淀川開削工事完成で、姫島あたりで新淀川と神崎川にはさまれる幅約 1.4kmの現在の地形となった。



この地域は1930年代から重工業地帯となり、1950年代以降は深刻な公害問題に悩まされた。1969年には「公害にかかる健康被害の救済に関する特別措置法」に基づく地域指定を受けている。

 姫島駅の西側を流れていた大野川は工場排水による汚染が進み埋め立てられた。「大野川緑陰道路」整備計画が1971年に決定、1972年に埋め立て、そして1979年に歌島から百島まで3.9kmの歩行者専用道路と自転車専用道路に分離された現在の道路が完成した。

この地は海抜がマイナス1mであり、近年にも台風で水害被害を受けた。高さ8mの防潮堤に守られるも3〜5mの浸水被害が心配されている。大野川緑陰道路の地下50mには「淀の大放水路」計画の一部、直径6mの排水管がすでに完成し、計画完了時には南に位置する大野下水処理場より105m/秒で神崎川へと排水される。阪神電鉄の南側にはこの大放水路への入り口「姫島立杭」がある。


「淀の大放水路」進捗状況




Map1 西淀川区の位置 全体の見取り図

Map2 Map1 西淀川区の拡大部分

Map3 Map2の部分拡大

Map4 Map2の部分拡大

阪神電車 姫島駅
  写真1
西端(御幣島、神崎川べり)
  写真3
郵便ポスト
  写真4
姫島神社
  写真5
新淀川を渡る阪神電車
  写真7
大野川緑陰道路
  写真9
姫島立杭
  写真9
新淀川の川べり
  写真11
新淀川西島水門
  写真11
矢倉緑地公園
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大野下水処理場
  写真15
大野せせらぎの里
  写真15
Map3 姫島駅より東へ 御幣島や歌島方面へ(赤色部分)
   写真1    写真2    写真3    写真4
 
Map3 姫島神社
   写真5
 
Map3 姫島神社から東へ 阪神電車・新淀川鉄橋 (青色部分)
   写真6    写真7
Map3 大野川緑陰道路 (緑部分)
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Map4 緑陰道路を出て新淀川べりを矢倉公園へ (赤色部分)
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Map4 新淀川より阪神なんば線の出来島駅まで (青色部分)
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