304. すべてのルールはWASPが作る もちろん金もうけのための株式ルールも! 儲けは胴元に!

 2010年 5月10日掲載  2014年 5月 5日再掲


スポーツでも会計基準でも、自分たちにとって都合が悪くなると、すなわち自分たちが負け続けると、政治力に物を言わせてルールを変えてしまう。このような、まさに目的のためには集団で事に当たる狩猟民族の血を引いているのがWASPです。目的(金もうけ)にはどん欲で手段を選びません。

WASPは白人、アングロ、サクソン、プロテスタントの英語スペルの頭文字をとったもの。

日本の株式市場は、海外、特にアメリカからの攻撃を受け、毎年多額のお金が海外に流出していると考えられます。この流出の大きな原因を作ったのがSQ(スペシャル・クォーテーション}ではないかと、朝倉慶は書籍「裏読み日本経済 本当はないが起きているのか(2010年2月)」のなかで推理を巡らせています。

WikipediaのSQに関する説明は下に示した短いものですが、朝倉慶氏は実にp119~p256をSQに第5章(恐慌経済を操る恐るべきカラクリ)として関して割り当てています。

ここで展開される推理は実に説得性のあるものです。そして、このSQのルールに従えば、大きな資金を持ったものが必ず勝てることになります。日本の投資家は資本を持つ欧米の基幹投資家の手の内で弄(もてあそ)ばれている格好となります。

非常にシャープな、、そして非常に怖い朝倉慶氏の推理ではありますが、わたしにはこの推理が間違っているとは思えません。WASPのすることですから。

興味のある方は、書籍に目を通されることを推薦いたします。目からウロコが落ちます。そして、どうすれば株式で勝てるかを考えるヒントにもなるでしょう。

あ、それから。WASPの戦略に従えば罫線での上がり下がりなどは自由になりますので、SQ導入以前の罫線の読み方に変化が起こっている可能性が大きいと思います。


SQ(Wikipedia)
特別清算指数(とくべつせいさんしすう)とは、株価指数先物取引や株価指数オプション取引で 決済最終日までに反対売買がなされたかった場合の清算指数として使用される指数のこと。ほかに最終清算指数、SQ値(Special Quotation)あるいは単にSQとも呼ばれる。

商品先物取引では、決済最終日にお金を払って現物を引き取ることが出来るが、株価指数先物取引においては現物のない抽象的な指数を取引の対象としているため、決済最終日にお金を払って現物を引き取るわけではない。決済期限が到来すると強制的に反対売買によって決済される。その際に用いられる決済のための価格が特別清算指数である。

この特別清算指数は、株価指数先物取引では3月、6月、9月、12月の第二金曜日の前場寄付に算出される。株価指数オプション取引では毎月第二金曜日に算出される。特別清算指数が算出される日をSQ算出日と呼び、特に株価指数先物取引に伴うものはメジャーSQとも称される。




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