238. 50歳代男性 年収が多いほど若い女性を妻とできる やはり金の力は偉大!? 結婚情報サービスデータ

 2010年 1月16日掲載  2014年 4月17日再掲


日本経済新聞にO-netという結婚情報サービス会社の、昨年9月~11月の成婚実績が掲載された。

諸事情で結婚できなかった多くの人々。たとえば平成のバブル景気の後で結婚しない女、そして結婚できない男、と言われたように、多くの男と女が未婚のまま残った。

そして、最近は多くのお見合いパーティー等が至るところで開催され、本サービスもそのひとつである。幅広い年齢層が結婚を渇望していることが分かる。

新聞に掲載されているデータより、年収が1000万円を超える人々のカップルを抜き出した。402組中の62組であるので、全体の約15%とかなり高い比率である。この高額所得者の結婚における男女の関係がどのようになっているかを知るために、種々グラフを作成した。

その結果、一番強い相関関係を与えるのは、男女間の年齢差と年収差であった。

この相関関係を、男の年齢で30歳台、40歳台、50歳台ごとに比較すると、30歳台、40歳代ではその相関係数は0.026および0.010とほとんど相関が無いとの結果となった。一方50台においては、男女間の年齢差と年収差に明らかに相関関係があった。

この相関関係は、所得差が大きい、すなわち所得の大きな男が若い女を妻としている傾向がある、ということである。恐るべし、お金の力! である。




日本経済新聞 1月13日の2面ぶち抜き記事より

結婚情報サービスという選択 婚活は会員数最大級のオーネット

2009年9月~11月の3ヶ月間に本サービスを利用して結婚した全402組
年齢、最終学歴、職業、年収が記載されている。


詳しい情報Web
http://onet.jp/

記事のヘディング




掲載情報の一部






402組中より男女の少なくとも片方が年収1000万円以上のカップル62組を抽出




カップルの情報を解析して、弱いながらも相関関係のあったもの。

全体 相関係数 0.2216    30台男性 相関係数 0.026




40台男性 相関係数 0.0103  50台男性 相関係数 0.371




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