96. 失敗は誰にでもあること その後の心の持ち方が重要 反省よりもまず行動を

 2009年 4月15日掲載  2014年 1月18日再掲


日本経済新聞 4月11日より項目抜粋

失敗を成功につなげる 反省よりもまず行動

 「多くの人は失敗すると、ショックで失敗した事実が頭をぐるぐる駆け巡り、やがて後悔し、反省を始める。だが、その間にも時間はどんどん過ぎて事態はますます悪くなっていく」と。

失敗の対処法

1.失敗直後にやってはいけない3つの行動
(1)反省する
(2)自分を責める
(3)失敗を失敗として認めない

2.失敗後に取るべき行動の3ステップ
(1)失敗したことを忘れる
(2)今、何ができるかを考える
(3)すぐに行動を起こす

3.反省(省察)する時の3ステップ
(1)事態を把握する
  失敗したという事実を認める。
  失敗を失敗と認めないと次に進めない。
(2)進行の脈絡を考える
  何がどう起こってこうなっていったのかを
  時間軸に沿ってたどる。
(3)理由を考える
  どんな要素がどう働いて失敗の形に
  進行していったのかを探る


※ 失敗するときには失敗に至る原因があります。いかに多くの失敗を重ねるかが成功確率を上げることにつながります。しかし、立ち上がれない失敗は一発でKOとなります。MBAでケーススタディをするように、失敗の法則と失敗に対する心の持ち方を前もって学習することが、人生の成功者となる確率を上げる手だてです。「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」です。




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