80. 企業倫理とは何か

 2009年 2月16日掲載  2015年 1月15日再掲


企業倫理とは何か

企業倫理についてはWikipediaにその詳細が記されていたので引用した。食品会社の場合、お客様に「食の安全と安心を届ける心」と解釈するればわかりやすくなるのではなかろうか。家族においしい食事を作る。企業も社会の一員であるから、消費者を家族と考えて行動する、そのような気持ち(倫理)が求められている。

その気持ちに強制的に持たせるために? コンプライアンスがある。

お仕着せではなく自らが進んで「食の安全と安心」を提供する。そのための道具立てが「社是・社訓」、「社風」、「個人のモラル」となる。

「企業倫理とは何か?」については下の説明にある通りであるが、企業としての倫理は、コンプライアンスと社是・社訓がしっかりしていた場合には、その多くの部分が個人に支えられることになる。

社員に企業倫理に対する自覚を持たせる努力が求められる。社員には社会的に必要とされる会社に勤めているという自覚とプライドが求められる。


Wikipediaによると

引用開始

企業倫理とは何か
企業の行動は投資家、消費者に大きな影響を与え、あるいは社会や環境に深刻な被害を与えるものであるから、企業の行動は常に高い倫理性をもって行われなければならない。現実の企業においては以下に掲げる種々の事柄と強く結び付くことによって、経営者をはじめとした会社の行動に関係する一人一人の人間が、個々の現場において倫理的に正しい判断を行うことによって企業の倫理は守られている。

コンプライアンス
倫理あるいは道徳と法は互いに密接な関係を持っているものの、別なものである。しかしながら各種法令の遵守体制ができている企業の倫理は総じて高い。

社是・社訓
社是・社訓はその企業の行動規範を示したもので、その企業の企業倫理の根幹をなすものである。経営者や個々の従業員の全ての行動判断の基準に社是・社訓を置くことは有効とされる。

社風
社風とは、その会社の風紀、性情を表すもので、一般に、体育会系、家族的、軍隊的、官僚的、野武士、お公家等の言葉であらわされることが多い。社風と企業倫理の実践は別のものであるが、いわゆるイケイケの社風の場合、企業倫理の徹底が末端の社員や経営者全般に行き届かないことがあり、不祥事を引き起こす場合もある。

個人のモラル
会社を動かしているのが一人一人の人間である以上、企業倫理の実践において最後に問題になるのは個々の人々の倫理感である。しかしながら、企業活動の中においてはしばしば個々の人々の倫理観がないがしろにされることがある。この結果企業の活動が社会に大きな影響を及ぼすことがあるため、国や一部の企業においては内部通報制度を設け、企業が正しくない行動をとらないように、また、そのような行動をとった場合にこれを認知し、対応できるようにしている。
                                     引用終了




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