第3回国包伝統文化祭  2017年9月2日、3日
    亀之井堰201年(八朔祭)



 


昨年に引き続き、本年も国包伝統文化祭が執り行われた。国包けやきの会の主催である。 


まず、国包けやきの会会長のあいさつがあった。

    地域の活性化を目的とした伝統文化祭は、大勢の皆様方のご協力により、今年も開催することができました。「出来ることを、わかりやすく、面白く」という思いは年々強くなります。
 今回は従来の展示に加え、ワークショップを実施します。子供たちとの竹鉄砲(水鉄砲)やミニチェアー(椅子)作りを通して三世代の交流を企画しました。
 「石の上にも三年」とか、活動に対する賛同の輪が確実に広がり続けていることをお伝えして、開催のあいさつとします。
 

来賓の加古川市教育長からは、国包建具は歴史が古く、姫路城にも国包建具が使われていることは有名であり、その技術力は西の高山とも称せられる、とあった。


加古川の流れにのって運ばれてくる木材の恩恵を受け、国包に建具業が発達したと聞いている。

農業では水不足に苦しめられ、一方、建具では加古川の豊かな流れに支えられていたことになる。

亀の井堰201年。八朔祭が先人の苦労を偲び、また、これからの国包を盛り上げていくきっかけとなれば、国包伝統文化祭開催の意義は大いにある。


参考となる記事

亀之井用水(加古川市史)

着工から200年目の亀之井用水を歩く

川と共に生きる(国包けやきの会)

国包は加古川水運と湯之山街道の交差点





 国包公会堂  公会堂横のけやきの木
 加古川市  国包





9月3日 午前

 けやきの会  藤原忠悟会長挨拶
 来賓挨拶   加古川市教育長





 
 写真集

    出品作品   作品見学会(含風龍太鼓)

    ふれあいの場(お茶席、各種模擬店)


BanBanでの放送予定(9月8日~9月14日)





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神戸新聞 9月3日   読売新聞 9月3日
   「国包建具」の技 職人指導で挑戦
 加古川で伝統文化祭

 加古川市上荘町国包地区の公会堂で2日、「第3回国包伝統文化祭」が始まった。建具職人が、くぎを使わずに仕上げる組子細工が特徴の地場産品「国包建具」などが並び、木工制作の体験などもある。3日まで。
 地域振興のため、住民有志ら約70人で作る「国包けやきの会」が企画。同地区は江戸時代後期、加古川上流から運ばれた木材の集積地だったことから、製材加工技術が発展したという。
 会場では、障子に細工されたカレンダーなど、職人技が光る建具が目を引き、能面や美術作品も紹介。建具職人の指導によるインテリア椅子作りの体験=写真=や、」地元の美術家藤原向意(さきお)さん(85)の木版画と、枯れた雑木を再生させる意味を込めた立体作品も展示された。
 同会の藤原忠悟会長(65)は「地区が自らの手で活性化を図るため、手作りの輪を広げたい」と話していた。




フェイスブック記事  順不同  3日18時時点 
   
   
 
   
   




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木谷万里ホームページ 万里の道も一歩から 
 多くの写真と共に細やかな解説があります。

 ベンチに仕込んである将棋盤、73年ぶりに里帰りとなった建具、鳥かご、山手中学校生徒さんの手芸品にお茶席。
 


おかげさま 国包伝統文化祭  
 おいしそうな写真も多く掲載されています
 屋外ではバザー、鮎の炭焼き、そして海鮮丼。美術を楽しみ、そして山手中学校の生徒さんによるお点前。




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