国包けやきの会 2018年新春セミナー 第二弾



浪曲 京山幸太 講演会


国包けやきの会会長の挨拶

 この会は、少子高齢化の例に漏れないこの国包地区を、私たち自身で盛り上げることを目的に、有志70名で立ち上げました。桜の開花の便りが聞かれるこの時期に国包新春セミナーを計画し、今年で3年目を迎えています。皆様には、遠方よりお越しいただきありがとうございます。国包は歴史のある町です。本日のセミナーも歴史ある浪曲です。お楽しみください。

ご講演の概要
(京山幸太浪曲師の自己紹介)
 姫路の淳心中学に入学するも、演芸の道を志し、高校の時に中退。通信制の相生学院に移る。その後、ジャズから初めて作曲家、浪曲師と続く人の縁を得て今日に至る。京山幸枝若師匠に入門してから5年目の昨年、23歳でプロの浪曲師としてデビュー。(下の写真にもある) テーブルかけは、私が姫路の学校に通っていたご縁から、姫路城があしらってある。本日は私が浪曲を、パートナー(仲間)である曲師を一風亭初月が担当する。

(演目)
 孝子万兵衛は、魚の行商を生業とする親孝行な青年の話である。とあることから、侍(42歳と25歳)に非をとがめられ、あまりの非情さにこの侍2人を殺してしまうところから物語が始まる。これ以上はネタバラシとなるのでここまでとするが、非情と人情が複雑に絡まった泣かせる話である。
 通常の浪曲であれば30分一話であるところを、実に50分という長丁場を、感情と情景を交えながら演じられ、場面ばめんが山場を超えるたびに聴衆より大きな拍手が送られた。また、三味の音も実にその情景を際立たせた。
 演目の最後に「そこに一人の助っ人があらわれた。それが誰であるか。次回に乞うご期待」とお定まりの言葉で講演は締めくくられた。聴衆はこの続きも聞きたかったに違いない。

(曲目)
 節回しよく「弥太っぺ情け宿」を熱唱。この歌は師匠である京山幸枝若浪曲師もYouTubeでその歌声を披露している。

国包町内会よりお礼のあいさつ
 お礼に加えて、国包の石仏セイメイさんがBAN-BANで紹介される(下のパンフレット参照)との紹介があった。


2018年 国包けやきの会 新春セミナーのご案内


国包公会堂とけやきの木

浪曲師のシンボル テーブルかけ

国包けやきの会会長のあいさつ

まずは自己紹介

熱演 慣れぬ櫓をこいで霞ケ浦を渡る

人情と不条理の世界を力強く表現

曲師 一風亭初月の三味も力強く

歌一曲 「弥太っぺ情け宿」 この曲目

お礼のあいさつ

握手を求められつつ
   



地元講演のご案内

国包の石仏「セイメイさん」がBAN-BANで紹介されます  セイメイさんとは