B11  天気の確率



努力目標

  理解する




技術士試験の問題からは必要最小限の引用にとどめる。(問題)が記されている部分はその引用である。

問題および解答は日本技術士会のホームページより必要に応じて入手してください。

  技術士第一次試験の問題    



問題番号が赤字のものは、ボーナス問題

H28年 T−2−1   H24年 T−2−3   H16年 T−2−3

同じ問題

H28年 T−2−1 と H24年 Tー2−3 と H16年 T−2−3




H28年 Tー2−1 

正答: C 

(解答)

解答@〜Dに関して考え方はすべて同じであるので、Cの場合の確率表を作る。

当日 1日後 2日後 2日後が晴れの確率
晴1/4 晴1/2 曇1/4 雨1/4 1/4×1/2=1/8
曇1/2 晴1/4 曇1/2 雨1/4 1/2×1/4=1/8
雨1/4 晴1/4 曇1/4 雨1/2 1/4×1/4=1/16

従って、2日後が晴れである確率は、1/8+1/8+1/16=5/16となり、Cは不適切である。


(参考)

マルコフ過程(Wikipedia)

未来の挙動が現在の値だけで決定され、過去の挙動と無関係であるという性質を持つ確率過程である。このような過程は例えば、確率的にしか記述できない物理現象の時間発展の様子に見られる。




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